精神科訪問看護について

~自立支援医療制度をご利用の方へ~

訪問看護ステーションすみれでは、精神科訪問看護にも対応しています。
こころの病気を抱える方が、地域で安心して暮らしていけるよう、医療と生活の両面から支援いたします。

対象となる主な疾患・症状

  • 統合失調症
  • 双極性障害(躁うつ病)
  • うつ病
  • パニック障害
  • 不安障害
  • 適応障害
  • パーソナリティー障害
  • 発達障害
  • 摂食障害
  • 睡眠障害
  • 高次脳機能障害
  • 薬物依存 など

※上記以外のご病気でも対象となる場合があります。お気軽にご相談ください。

ご利用料金について

精神科訪問看護は医療保険の対象となります。
さらに、自立支援医療制度を利用することで、自己負担は原則1割に軽減され、所得に応じた月額の負担上限額を超えることはありません。

  • 自立支援医療の対象者:精神科・心療内科の通院治療を継続している方
  • 負担割合:原則1割
  • 月ごとの自己負担上限額:所得により異なります(例:2,500円 など)
  • ※生活保護を受給されている方は自己負担なし

ご利用料金の例(※概算です)

例1:週1回の訪問(1回30分)

【自立支援医療制度/1割負担・上限なし】

内訳金額
訪問看護基本療養費(5,550円 × 4回)22,200円
管理療養費(初回7,440円 + 2回目以降3,000円 × 3回)16,440円
合計金額38,640円
自己負担額(1割)3,860円

例2:週2回の訪問(1回30分)

【自立支援医療制度/1割負担・月上限2,500円】

内訳金額
訪問看護基本療養費(5,550円 × 8回)44,400円
管理療養費(初回7,440円 + 2回目以降3,000円 × 7回)28,440円
合計金額72,840円
自己負担額(1割)7,284円 → 2,500円が上限

※この例では、他の医療機関(薬局など)で1,000円の自己負担があったため、訪問看護での負担は残りの1,500円となります。

自立支援医療制度について

自立支援医療(精神通院医療)は、心の病気で継続的に通院されている方の医療費の自己負担を軽減する制度です。
申請には主治医の診断書が必要となります。詳しくはお住まいの市区町村の窓口、または当ステーションまでお気軽にご相談ください。

■ よくあるご質問

Q:自立支援医療制度はどうやって利用するの?
A:お住まいの市区町村窓口で申請が必要です。通院先の医師の診断書が必要となる場合があります。

Q:自立支援医療の上限額はいくらですか?
A:世帯の所得状況により異なりますが、一般的には2,500円~10,000円程度が多くなっています。

Q:訪問看護だけを対象に利用できますか?
A:はい、訪問看護だけを対象に自立支援医療制度を利用することも可能です。

ご相談・お問い合わせ

「自立支援医療を使って訪問看護を受けられる?」「自分が対象になるか分からない」など、
ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
訪問看護ステーションすみれが、制度の活用も含めてサポートいたします。